東京鉄鋼は電気炉を活用し、環境リサイクル事業を展開しています。
その中核となるのが八戸工場です。
八戸工場は、港湾立地型の電気炉工場として昭和51年に誕生しました。
現在は、鉄筋コンクリート用棒鋼生産に加えて、長年培ってきた鉄の選別技術、電気炉による溶融技術を駆使して地域に貢献するユニークな資源リサイクル企業へ生まれ変わっています。
所在地 | 〒039-1161 青森県八戸市河原木海岸4-11 |
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TEL | 0178-28-6561(代表) |
FAX | 0178-28-6565 |
※なお、会社全体の情報については、東京鉄鋼株式会社のウェブサイトをご覧ください。
昭和51年 | 青森県八戸市に東京鉄鋼(株)八戸工場を設立。電気炉設備を建設し操業を開始(青森県誘致企業) |
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昭和63年 | 工業標準化実施優良工場として東北通商産業局長賞を受賞 |
平成2年 | シュレッダー設備等の導入で廃棄物資源リサイクル事業を開始 |
平成6年 |
電気炉による特別管理産業廃棄物処分業の許可を取得(青森県) 感染性医療廃棄物の処分開始 |
平成8年 | ISO9002の認定登録を取得 |
平成13年 |
家電リサイクル事業開始(家電リサイクル法によるリサイクル プラント) 資本金1億円で東北東京鉄鋼(株)を設立 |
平成14年 |
東北東京鉄鋼(株)が事業開始(東京鉄鋼(株)八戸工場から事業 一式を移管) 東北東京鉄鋼(株)が特別管理産業廃棄物及び産業廃棄物処分業 許可を取得 東京鉄鋼(株)が特別管理産業廃棄物及び産業廃棄物処分業を廃止 ISO9001の認定登録を取得 |
平成15年 |
断熱フロン回収設備等、家電リサイクル施設を増強 「新エネ利用促進事業」として経済産業省の認定を取得 |
平成16年 |
東北東京鉄鋼(株)資本金を2億円に増資
ASR再資源化施設を建設 |
平成17年 |
自動車リサイクル法に基づく「フロン回収事業」「破砕事業」及び「ASR(自動車破砕残渣)再資源化事業」を開始 廃プラ炭化炉施設を建設 |
平成18年 | 圧延工場を東北東京鉄鋼(株)から東京鉄鋼(株)東北棒鋼事業部へ移管 |
平成20年 |
電気炉工場を東北東京鉄鋼(株)から東京鉄鋼(株)東北棒鋼事業部へ 移管 東京鉄鋼(株)が特別管理産業廃棄物処分業及び産業廃棄物処分業 許可取得 東北東京鉄鋼(株)が特別管理産業廃棄物及び産業廃棄物処分業を 廃止(電気炉による焼却・溶融処理) |
平成21年 |
産業廃棄物処分業の事業範囲の変更許可により、焼却処理で取り扱う産業廃棄物の種類に汚泥(無機性のものを除く。)と動植物性残さを追加し、溶融処理で取り扱う産業廃棄物の種類に汚泥(無機性のものに限る。)と動植物性残さを追加
産業廃棄物処分業の事業範囲の変更許可により、溶融処理で取り扱う産業廃棄物の種類に廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず及び「(これらについて、石綿含有産業廃棄物であるものを含む。)を追加
産業廃棄物処分業の事業範囲の変更許可により、溶融処理で取り扱う産業廃棄物の種類に廃石綿等を追加
廃石綿等の処分開始 |
平成22年 | 産業廃棄物処分業の許可に、焼却・溶融施設(製鋼用電気炉)の溶融処理で取り扱う産業廃棄物の種類にがれき類(がれき類 ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くずについて石綿含有産業廃棄物であるものを含む。)を追加 |
平成25年 |
特別管理産業廃棄物処分業、産業廃棄物処分業の許可に、青森県の優良認定を取得 |
平成29年 |
産業廃棄物処分業の許可に、破砕・選別施設(SHR施設)で取り扱う産業廃棄物の種類に紙くず、繊維くずを追加 |
平成30年 |
低濃度PCB無害化処理の用に伴する、施設の大臣認定を取得。 |
令和2年 |
産業廃棄物処分業の許可に、破砕・選別施設(SHR施設)で取り扱う産業廃棄物の種類を「自動車等破砕物を除く。」に変更
産業廃棄物処分業の許可より、破砕・選別施設(再資源化施設)を削除 |
焼却・溶融 |
燃え殻 汚泥 廃プラスチック類 紙くず 木くず 繊維くず 動植物性残さ ゴムくず 金属くず ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず がれき類(これらのうち、自動車等破砕物及び石綿含有産業廃棄物を含む。) |
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焼却 |
廃プラスチック類(自動車等破砕物を含む。) 紙くず 木くず 繊維くず ゴムくず 金属くず(自動車等破砕物に限る。) ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず(自動車等破砕物に限る。) |
破砕・選別 |
廃プラスチック類 紙くず 木くず 繊維くず ゴムくず 金属くず ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず がれき類(これらのうち、自動車等破砕物を除く。) |
切断 | 廃プラスチック類 金属くず ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず(これらのうち、自動車等破砕物を除く。) |
溶融 | 廃石綿等 |
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焼却・溶融 | 感染性廃棄物 |
焼却 | 廃ポリ塩化ビフェニル等、ポリ塩化ビフェニル汚染物又はポリ塩化ビフェニル処理物 |
青森県の独創性と先進性を認められ、経済産業省と環境省から平成14年2月25日に全国17番目のエコタウンプランとして認定を受けました。
八戸地区を県全体の資源循環型地域づくりの拠点とし平成18年には最終処分場へ廃棄物を搬出しないゼロ・エミッションシステムが完成しました。
東京鉄鋼八戸工場は、その中核企業として位置づけられています。